箱根の内側から見る大涌谷の現在。


んにちは。現在2019年4月19日。

さて、今回はタイトルの通り大涌谷の現状について、箱根に住む私たちが感じている事を話します。

 

涌谷の噴火が起こったのは、2015年6月。あれから早いもので、もう4年が経ちました。

ハコネラインのメンバーの大半は他県から移り住み、この町で働いています。

勤務先の主な職種はサービス業。ホテル、飲食店などが大半。

はじめは、この大涌谷の噴火が私達の生活にどれほど影響があるのかなんて、まるで想像できませんでした。

いや、そう思っていたのは私の周りだけだったのかも。

 

が住む仙石原というエリアは、大涌谷までは5kmほど離れていて、かつ風上に位置している。

なので噴火の前後で発生した揺れや、硫黄臭はあまり感じませんでした。

噴火当時は、テレビを点けると各局がこぞって箱根を取り上げていましたが、

私達の生活は至って変わらず、大涌谷を気にしながら外に出るようなこともなく、いつも通りの日常を送っていました。

 

道の過熱さから、観光客は箱根に近寄らず、来るのはワイドショーのカメラと上空を飛ぶヘリコプター。

ホテルはキャンセルが相次ぎ、いつも賑やかな湯本の駅前もガラガラ。

このままゴーストタウンになるのでは。なんて脳裏をよぎった事も。

そんなことを考えているうちに、噴火警戒レベルは2、更に3へ

心配する家族からの願いもあって、実家に一時帰省する仲間や、転職し箱根から出る人もいました。

ネット上では、「逃げずに死んだら自業自得」「命があるだけ有難し」と発している場面も見受けられました。

世間からはそう思われているのかと、少し他人事な自分もいました。

結果、何も無かったから良かったけど、万が一があった時にはどう思っていたのだろうか。

 

内中に噴火警戒レベル1へ

気象庁から警戒レベルが下がった時の町の活気は今でも覚えています。

会う人、会う人、この話題で持ち切り。なんだか町に明るさが取り戻ってきたかのようでした。

間もなくして、箱根駅伝は無事執り行われ、正月も大勢のお客様がお見えになりました。

それでも噴火後一年間は、まだまだ安心できるエリアではなく、大涌谷の立ち入り規制は続きました。

解禁されたのはそれからまた少し先になりますが、現在では大涌谷へ続くロープウェーが再開され、

リニューアルされた大涌谷駅やショップ、ミュージアムなどがおもてなししています。

 

涌谷の噴火の一件で、足が遠のいていたお客さんも戻り、更に外国からのお客さんも増え、

箱根に訪れる人数が噴火以前の数字を超えたみたいです。(2000万人ですって!)

数百年続く観光名所である箱根の底力を改めて感じました。

 

後になりますが、いかがでしたでしょうか。

喉元過ぎれば熱さを忘れるなんて言う通り、もうすっかり過ぎた話として処理している自分がいる。

けれど、まだ収束したわけではないし、どう考えても先に死ぬのは山よりも私だし。

だからこそ、私達はこの自然の中に身を置く環境の中、それらを頼りに生きている事を理解し、

万が一の覚悟を持つ必要はあると改めて感じました。

まぁ、世界のどこに行ったって、安全が保障されるとこなんてないからね、偉そうに言うなってね。

下に現在の大涌谷に関するサイトをいくつか載せたので、興味があれば見てみてください。

では、have a nice trip!ご一読ありがとうございました。

 

■大涌谷関連サイト

箱根ジオミュージアム(大涌谷)

小田急箱根ロープウェイ

大涌谷インフォメーションセンター

箱根ジオミュージアム

温泉地学研究所

気象庁(火山活動の状況)