乙女峠の伝説


こんにちは。ハコネラインです。

今回は、箱根の伝説のひとつ乙女峠にまつわるお話です。

では、参りましょう。

 

乙女峠とは?

■乙女峠 引用:wikipedia

箱根町と御殿場市との境にある峠であり、箱根越えの峠としては最も古く、場所は金時山と、お隣丸岳(まるたけ)との鞍部にあります。

現在、御殿場へ向かう国道138号線にはトンネルありますが、その昔はこの峠を越えなければ辿り着けかったそうです。

※トンネルは通称乙女トンネル。1964年(昭和39年)に完成。

 

名前の由来

名前の由来を調べたところ、ふたつの説が上がってきました。

ひとつは、仙石原に関所が出来た事からついた御留峠(おとめとうげ)が転じて乙女峠になった説。

ふたつめは、お父さん想いの娘さんの身に起こった悲劇から名付けられたという説。

この、ふたつめの説の元となったお話はというと・・・

 

乙女峠の伝説

昔、仙石原の農家に父親と暮らすひとり娘がいました。

名を乙女といい、それはもう村一番の美人さん。 病弱な父親をいたわりながら、家事に畑仕事にと精を出して働く、評判の孝行娘でした。 乙女が17歳になった年、父親は寝たきりの日が続くようになりました。

ある夜、ふと気が付くと乙女が外に出かけていきます。 最初は気にも留めていませんでしたが、どうやら毎晩出かけている様子。 雪の降るこんな日にも出かけるなんてと、不審に思った父親は、乙女の後を付けてみることにしました。 すると乙女の足跡は峠を越えて地蔵堂まで続いていたのです。

父親は堂守りから、乙女が毎晩父親の病気回復を願ってお祈りに来ていたこと、そして今日がその満願日だった事を聞きました。 父親はあわてて乙女を探すと、乙女は道端に倒れ、すでに冷たくなっていました。 それを聞いた村人たちは、乙女の霊を供養するために乙女峠と名付けました。

なんだか切ないお話です。

 

まとめ

乙女峠、乙女口、乙女トンネルと。常日頃、なぜ?と思っていた名前の由来を知ることが出来ました。

金時山に登られるお客様がいたら、お話を聞かせて差し上げてはどうでしょう?